【2025年度・長野市】新築購入におすすめの補助金は?

新しい家を購入するというのは、多くの人にとって人生の一大イベントです。
しかし、土地や建物の価格、建築費、登記など…その負担は決して小さくありません。
そんな時にぜひ活用したいのが、国や自治体による住宅取得支援制度です。
今回は、2025年度に長野市で住宅購入を検討されている方に向けて、おすすめの補助金制度をご紹介します!
※2025年5月時点
是非チェックしてみてください!!
国の支援制度:子育てグリーン住宅支援事業

2025年度に住宅の新築や購入を検討している方にとって、ぜひ活用したい補助金。
それは「子育てグリーン住宅支援事業」です。
これは国土交通省・環境省が共同で実施する補助制度で、省エネ性能の高い住宅の普及と脱炭素社会の実現を目的としています。
特徴として、最大160万円の補助金に関しては子育て世帯や若者夫婦世帯だけでなく、すべての世帯が対象となっている点。
単身者や高齢者世帯でも条件を満たせば補助金を受け取ることが可能です。
※長期優良住宅およびZEH水準住宅に該当する新築(賃貸住宅の新築を除く)は、子育て世帯または若者夫婦世帯に限ります。
補助金は以下の通りとなっています。

補助金対象となる住宅は、省エネ性能だけでなく耐震性や可変性、維持管理のしやすさなどにも優れています。
なにより資産価値も保ちやすいので、是非住宅購入の際は検討してみてほしいところです。
特にGX志向型住宅は、再生可能エネルギーの導入(太陽光発電や蓄電池など)、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)の導入が要件に含まれており、将来的な光熱費の節約に大きく貢献してくれます。
災害時のライフラインの維持にも役立つため、安心・安全な暮らしを支えるスマート住宅としても要注目です。
補助金の申請は、国に登録された住宅事業者を通じて行う必要があり、工事着工前の事前申請が必須です。
また、補助金には予算枠が設けられているため、申請が集中すると早期に終了する可能性もあるので、住宅購入を検討している方は早めにご相談することがおすすめです!
この補助金を活用することで、初期費用を大きく抑えると同時に、将来的な省エネ効果によるメリットも得られます。
2025年に新たな住まいを検討している方にとって、まさに見逃せない支援策と言えるのではないでしょうか。
子育てグリーン住宅支援事業については是非こちらもチェックしてみてください。
長野県の支援制度:信州健康ゼロエネ住宅助成金

長野県では、県民が快適で安心できる暮らしを送りながら、環境への負担を減らしていけるように、「信州健康ゼロエネ住宅助成金」を通じて省エネ住宅の普及を支援しています。
この制度は、県内における省エネ住宅や再生可能エネルギーの導入を積極的に進めるための支援策で、県産木材を活用した住宅を新築する場合に助成される点が特徴です。
特に寒冷地である長野県では、高断熱・高気密な住まいのニーズが高く、この助成金を活用することで、より快適で経済的な住環境を実現できます。
制度の対象となるのは、一定の省エネ性能を有し、県が定める仕様や条件を満たした住宅ですが、住宅の種類や構造、性能要件に応じて大きく異なります。
助成内容は以下の通りとなります。

基準についての定義は以下の通りとなります。

そして、助成要件は以下の基本項目をすべて満たす必要があります。

なお、基本の項目以外に、下記①〜⑧のいずれかを満たす場合、助成金を加算する事が可能です。
※選択項目の加算上限は70万円(または条件により40万円)

「信州健康ゼロエネ住宅助成金」は、単なる補助金制度ではなく、快適性と省エネ性を両立した“質の高い住まい”を普及させるための取り組みです。
地元の自然資源を活用しながら、健康で持続可能な暮らしを実現したい方にとって、この制度は非常に有効なのではないでしょうか。
なお、「子育てグリーン住宅支援事業」と「信州健康ゼロエネ住宅助成金」の併用については、原則として併用はできないので、ダブルで補助金をもらう事はできません。
ただし、補助対象が重複しない場合や、地方公共団体の補助制度で国費が充当されていないものについては、併用が可能な場合もあります。
具体的な併用の可否については、住宅会社さんとしっかり確認していくことがおすすめです。
また、申請には事前のエントリーと、県が求める書類の提出が必要となっていますが、予算枠にも限りがあるため、早期に受付を締め切る可能性もあります。
利用したいな、と考えている方は、早めに情報収集するか、住宅会社さんに相談してみましょう!
長野市の支援制度:温暖化対策推進補助金

環境に配慮した住まいづくりを進めるうえで、長野市が独自に行っている「温暖化対策推進補助金」は、非常に心強い支援制度です。
この補助金は、地球温暖化の防止を目的として、市内の住宅や事業所における再生可能エネルギーや省エネルギー機器の導入を後押しするもので、市民はもちろん、市内の中小企業や団体も対象となっています。
住宅の新築・リフォームの際に活用することで、初期投資の負担を軽減しつつ、快適で省エネな生活を実現することができます。
補助の対象・補助金については以下の通りとなります。
※申請期間:2025年4月7日から2026年1月31日まで(予算額に達した時点で受付終了)

これらの設備は、住宅の光熱費を削減できるだけでなく、災害時の備えとしても注目されています。
近年は、停電に備えて家庭用蓄電池や電気自動車で電気を確保する住宅が増えており、こうした防災への関心の高まりとも一致した制度になっているのではないでしょうか。
この補助金は、他の国・県の補助制度と併用が可能である点が一番のメリット。
たとえば、国の「子育てグリーン住宅支援事業」や長野県の「信州健康ゼロエネ住宅助成金」と組み合わせて活用すれば、実質的な費用負担を軽減することが可能です。
また、長野市内の事業者が施工・設置を行うことが原則とされているため、地域経済への波及効果も見込まれており、地域密着型のエコ住宅づくりを推進する取り組みとなっています。
ただし、補助を受けるためには事前の申請が必須であり、工事着手後の申請は認められていません。
さらに、補助金には年度ごとの予算枠があり、申請件数が多い年は予定より早く受付が終了するケースもあります。
設備導入の計画がある方は、早めに情報を確認し、施工業者と連携して申請スケジュールを組むことが重要です。
長野市の温暖化対策推進補助金は、環境負荷の少ない暮らしを目指す家庭や企業にとって、非常に実用的な支援制度です。
住宅購入の際は、ぜひ上手に活用してみてください。
補助金を上手に活用するポイント

住宅関連の補助金を活用する際には、どの補助金が使えるのかしっかり確認する事が大事になってきます。
多くの補助金は事前申請が必須で、工事着工後や購入後では申請できないケースがほとんどです。
住宅会社さんと連携して漏れなく補助金を受け取れるようにしっかり相談していきましょう。
複数の補助制度の併用ができるかどうかをチェックすることも大切です。
国・県・市それぞれに制度があり、条件次第で併用できる場合もあるので一番お得になる方法も住宅会社さんと相談すると良いのではないでしょうか。

制度は毎年変わるため、最新情報の確認と専門家への相談も積極的に行っていくことがおすすめです!
まとめ

2025年度は、国・長野県・長野市が連携してさまざまな住宅支援制度を展開しており、新築やリフォーム、再エネ設備導入などに対して手厚い補助金が用意されています。
特に「子育てグリーン住宅支援事業」や「信州健康ゼロエネ住宅助成金」「長野市温暖化対策推進補助金」などは、性能の高い住宅をより手ごろな費用で実現する大きなチャンスです。
補助金制度を上手に活用することで、初期費用の負担を大幅に抑えながら、省エネで快適な暮らしを手に入れましょう。
そして、家づくりを始める前には必ず最新情報をチェックし、早めに準備を進めるようにすることがおすすめです。
賢く制度を利用して、理想のマイホームを手に入れてくださいね。
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