家づくりと「実家のこれから」
こんにちは。
注文住宅の相談窓口 長野店です。
近年、新築住宅を建てる際に、二世帯住宅を選ばれる方が少なくなってきたように感じます。
以前は「親と一緒に暮らすのが当たり前」といった価値観の時代もありましたが、今はライフスタイルや考え方が多様になり、それぞれ家庭のカタチもさまざまです。

プライバシーをしっかり守りたい、生活リズムが違うから気を遣ってしまう、共有スペースの使い方や光熱費の負担割合が難しい…など、同居となるとどうしても気になる点が出てくるもの。
また、通勤や子育てを考えて利便性の高いエリア、時には県外に住まいを構える方も増えています。
単世帯で住宅購入という選択をするのも納得ですよね。
とはいえ、今は夫婦共働きがスタンダードな時代。
二世帯住宅で暮らすことで、祖父母と一緒に子供を見守る安心感やサポートが得られるというのも、見逃せないポイントだと思います。
そして、そんな暮らしのかたちを選ばなかった場合、将来的に直面するのが「実家のこと」です。
ご両親が高齢になり、いずれ相続が発生したとき、自分たちはもう家を建てて暮らしている。
兄弟も県外に家を持っていて、誰も実家に住む予定がない...
その結果、実家が空き家になってしまうケースは少なくありません。
実際、長野市には2万戸以上の空き家があるといわれていて、空き家率はなんと約15%程。
空き家をそのままにしてしまうと、防犯上のリスクや建物の老朽化、雑草の繁茂などで近隣の方に迷惑をかけてしまったり、思わぬトラブルにつながってしまう可能性もあります。

「まだ先のことだけど、いずれ実家を相続するかも…」
「兄弟と話し合っておきたいけど、どう切り出せばいいか分からない」
そんなお声もよく耳にします。
当店では、注文住宅の相談窓口としてのご案内だけでなく、不動産部門も併設しており、相続や空き家に関するご相談にも対応しています。
家を建てる“今”だからこそ、一緒に考えておきたいこと。
二世帯にするか、単世帯にするかだけでなく、その先にある未来も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
どんな小さなことでもかまいません。
お気軽にご相談ください!
