近年やたらと移住人気で脚光を浴びる長野県ですが、

長野店がある長野市は長野県北信地域に属し、

長野五輪開催、新幹線開通、高速道路開通と、

地方都市の中でも交通環境は大変便利なところであります。

自然が豊かで、空気も新鮮、住みやすい

他県からお越しの方からよく頂戴するキーワードです。

ですが、長年長野市に住んでいる立場からすると、

ハッキリ言って長野市は

夏は灼熱！

冬は雪、そして極寒！

天気予報見てると冬は本州で１番気温が低い日が何度もあります！

東北よりも寒く、北海道と変わらない寒さ。

この盆地特有の気候を侮ってはなりません。。。。

そんな盆地・長野市では断熱性能はもちろんですが、

全館空調システムが大いに貢献してくれます。

全館空調システムとは、

家の中に気温差を発生させず、常に適温を維持してくれるシステムです。

灼熱の夏、極寒の冬が到来する長野市では家の中を極楽に。

近年注意喚起が目立つヒートショック、交通事故で亡くなる確率の約３倍ともいわれますが、

全館空調の家ならばその危険性をほぼゼロに抑えられます。

一方で、全館空調によるデメリット、心配もあります。

・常に空気循環してるので乾燥する

・キッチンやダイニングでの料理のニオイが家中に充満する

・常にシステムを稼働してるので電気代が高くなる

そんな不安材料にもしっかり対策込みの全館空調が

ハウスメーカー各社で揃ってますのでご安心ください！

■桧家住宅（Ｚ空調）

全館空調システムのリーディングカンパニーとして「Ｚ空調」で有名な桧家住宅。

最近では俳優の斎藤工さん＆山本耕史さんのテレビＣＭも話題。

乾燥対策としてＺ空調専用の加湿器がセットで利用可能です。

しかも加湿器に使う水は水道管から直接引き込めるので、

給水する手間は一切なし！

電気代も、もともと桧家住宅ではアクアフォームという最新の断熱材を使っているので、

全館空調をフルで使わなくても暑さ寒さに強い構造。

実際、桧家住宅で建てられたお客様からは「電気代が増えて困った」という声は皆無のようです。

■三井ホーム（スマートブリーズ）

こちらの全館空調システムはなんと１台７役の優れもの。

冷暖房はもちろんですが、加湿・除湿・換気・清浄・消臭も兼ね備えるハイスペックシステム。

これならキッチンダイニングでの料理のニオイも充満せず、

温度だけでなく湿度、空気清浄も対応できる優れもの！

ただの空調だけでなく、住む家族の健康も考えた「健康空調システム」で

エネルギーコストダウンだけでなく、メディカルコストのダウンにも貢献。

三井ホームも長野県で建てる家は全棟北海道性能という心強さ。

ハイクラスの断熱性能がベースにあるので全館空調フル稼働は必要なし。

■パナソニックホームズ（エアロハス）

パナソニックホームズの全館空調システムは比較的後発タイプです。

床下で取り込む風と地熱をうまく採用し、空調システムをフル運転させない。

加湿、除湿、清浄、消臭機能は独自開発の内装クロスで対応させ、

システムに余計な負荷をかけない。この省エネへの徹底ぶりが際立ちます！

エアロハスの本体も、一般的なエアコンが埋め込まれているので修理やメンテナンスも簡単。

定期のメンテナンスはフィルター掃除半年に１回でＯＫのコスパの良さ。

後発タイプ故に省エネ技術にはやはり定評があります。

このように全館空調といっても、各社独自の＋αがあります。

快適な空調、作動音は人によって感じ方が千差万別です。

断熱性能と空調が最も感じやすい長野の冬に、

ぜひ各社のモデルハウスで体感してご判断することをオススメします。

情報、機能より、「体感」が全てだと思いますよ！

最後にご注意として、

自分は窓を開けて外の空気を入れて季節感を感じないとダメなんだ！

そんな方には全館空調はオススメしませんww