長野市で家づくり【基礎工事編】

住宅に限らず、「建物」をつくる上で必ず発生するものとして

基礎工事があります。

皆さんご存じ奈良の法隆寺など日本古来の歴史的建造物でも

基礎部分はしっかりあります。

今回は車で言うところのタイヤ部分ともいえる住宅の基礎について、

3分でご紹介します。

長野市で住宅購入となると、ほぼほぼ基礎工事の種類は

ベタ基礎か、布基礎の2種類となります。

(長野に限らずですが・・・・)

■ベタ基礎

一つ目のイラストのように、ベタ基礎は基礎全体で建物の荷重を受けれるので

不同沈下しにくく、荷重が全体へ分散されるため、多少軟弱地盤でも建築できます。

また、イラストのように地面全体にコンクリを敷きますので、地面からの湿気やシロアリの侵入も防げるメリットがあります。

一部の住宅メーカーを除き、現在日本で最も採用されている基礎工法です。

■布基礎

布基礎は昔ながらの基礎工法で、日本史で学んだ歴史的建造物でも採用されていた工法です。

局所的な荷重に強く、「根入れ」の深さがベタ基礎の倍以上深く構成することが法律で決まっているため、特に鉄骨造住宅ではベタ基礎より格段の強度を確保できます。

鉄骨造住宅のメーカーさんは圧倒的に布基礎採用が多いです。

長野市ですと木造建築メーカーさんが多いので、

ベタ基礎が一般的に見えるかもしれません。

ところで・・・・・

こんな疑問を抱く方もいるかもしれませんが、

はっきり申してベタでも布でも、

適所に使用されていれば優劣はありません!

そもそも基礎工事の種類なんか気にしたことない、

興味ないという声が圧倒的だと思います。。。。

ですが、車のタイヤと同じく、唯一地面に接しているものとして、

自分の家の基礎工法と、その工法を採用される理由をハウスメーカーさんに聞いてみることは、

タイヤ性能を確認することに似ています。

しかも住宅の基礎工法は2種類だけで覚えやすいので、

頭に入れておいて損はないです!

地面に唯一接する場所として自分の家はどんな工法なのか、

どんな理由があっての工法なのか、ぜひ知っておいていただきたいです。