今春からまたまた食料品の値上げが続々と発生しております。

優等生と呼ばれた卵ですらいよいよ値上げの兆しです。

ガソリン、電気代といったエネルギー高騰に併せて「食」の高騰も、

毎月の生活費収支チェックもいよいよ慎重になりそうな時代に。。。。

そんな収支チェックにおいて、

「そもそも皆さん、住宅ローンってどのくらい払ってるの？」

そんな疑問が沸き起こり国土交通省の情報をリサーチしてみました。

国交省が公開している「住宅市場動向調査」の中で、

住宅ローンの年間返済額の平均値という資料がございます。

令和４年度　住宅経済関連データ – 国土交通省 (mlit.go.jp)

この中で注文住宅の住宅ローン年間返済額の全国平均値が

■平成29年度：130.5万円

■平成30年度：116.5万円

■令和元年度：123.2万円

■令和2年度：124.7万円

■令和3年度：139.4万円

直近5年で令和3年度が最高額になっております。

月返済額に計算すると毎月116,166円

平成30年度の平均月返済97,083円と比較すると

約19,000円の差。

月でこの差は相当デカいと思います。

これからマイホームを検討されてご来店されるお客様の半数以上が、

「毎月の返済は10万いかないくらいが希望だなぁ」と仰います。

ですが近年は毎月10万以上がもはや平均であること、

皆さんにご理解いただきたく存じます。

銀行系の住宅ローン金利はまだ相当な低金利ではありますが、

建築工事費がこの10年爆上がり中のためです。。。。

（総務省：消費者物価指数）（国土交通省：建築工事費デフレーター）※双方平成17年＝100とする

なるべく月返済の負担を軽くしたい方に向けて、

今まで返済期間30年、35年が主流でしたが、

近年は40年以上で組む方も増加中です。

【マイホームの引渡しは一瞬、借金返済はその後ずっと】

家と共に長い付き合いになる住宅ローン、

皆さん決して軽視しないようにしましょう。