あれから4年

令和元年10月に発生しました台風19号災害

あれからまもなく4年が経ちます

「もう4年」

「まだ4年」

人によって受け止め方がそれぞれかもしれません

翌年にはコロナ過突入となり、災害復旧が足踏み

本当に被災地域の方々にとっては長い困難を伴う4年だったかと思います

今でもあの災害の痕跡を残す場所が多く、とくに空き地になってしまった風景が多く見受けられます

我々の業務の観点からみると、被災地域の土地の値段は大幅に下落しました

長野市内でなかなか土地が見つからない・高値過ぎる、そんな世相でありながらも

「とは言え浸水被害があった地域は避けたい」

そんな声が圧倒的

ですが今夏から、目に見える復興が目立ってきました

国道18号、通称アップルライン沿いにあった旧カインズホーム旧ユーパレット跡地は

今夏「アップルラインガーデン」として大型商業施設が復活

・業務スーパー

・ツルハドラッグ

・セリア

・コメリ

・ニトリ

上記のような幅広い世代で人気の店舗が出店

同時に行政のバックアップ体制もあり、

・被災地域移住補助金制度

・防災拠点センターの建設開始

このように一個人の肌感覚や想いだけでなく、

企業も行政も直接的、間接的と手段は違えど、本腰を入れて被災地域を支え、

併せて個人住宅の新築も徐々に増加

地場の工務店さんに限らず大手ハウスメーカーの看板も目立ち、

「人も戻り始めている」

そんな風景が増えています

台風、地震、線状降水帯によるゲリラ豪雨、

毎年全国各地で自然災害の被害が発生している時代

家づくりのワクワク感や高揚感も大切ですが、

自分が住まう地域のハザードマップや避難経路、避難所、

万が一被害が発生した際の自宅の火災保険・地震保険の内容、

毎日チェックする必要はありませんが、

この10月、あの災害を風化させないためにも、

年に1回のチェック月にしてみてはいかがでしょうか

(注文住宅相談窓口・長野店)