
長野市内で注文住宅を建てようとする場合、価格相場はどのぐらいなのでしょうか?
家を建てるとなると、土地も含めて数千万円単位のお金が必要になります。
「できれば予算を抑えたい」
「せっかく家を建てるなら、性能にもこだわりたい」
「長野市内で土地を買って注文住宅を建てると、全部でいくらくらいになるの?」
気になるところですよね。
注文住宅は、建売住宅のように最初から決まった価格の家を購入するわけではありません。
土地の場所や広さ、建物の大きさ、間取り、住宅設備、断熱性能、外構など、選ぶものによって金額が変わってきます。
そのため、雑誌やインターネットで施工事例を見ても、「この家が○○万円だったから、自分たちも同じくらいで建てられる」とは限りません。
では、2026年現在、長野市内で注文住宅を建てる場合、どのくらいの費用を考えておけばいいのでしょうか?
今回は、最新の「フラット35利用者調査」などを参考にしながら、長野市で注文住宅を建てる場合の価格について考えてみます。
これから家づくりを始める方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
- フラット35利用者調査から見る注文住宅の価格
- 長野県の土地付き注文住宅はいくら?
- 長野市では土地代によって総額が変わる
- 家の購入に必要なお金には何があるのか?
- 建物の価格はなぜ大きく変わる?
- 「坪単価」だけで判断しないことも大切
- すばり値段はピンキリ
- 長野市で家を建てるなら住宅性能も考えたい
- 「性能」で補助金の対象になることも
- 予算を決めるときに大切なこと
- まとめ
フラット35利用者調査から見る注文住宅の価格

まず、注文住宅の価格を考えるうえで参考になるデータを見てみましょう。
住宅金融支援機構が公表している「2025年度フラット35利用者調査」では、注文住宅や土地付き注文住宅について、都道府県別の建設費や土地取得費などがまとめられています。
2025年度の調査結果は2026年7月に公表されており、現在確認できる最新の年度データです。
住宅金融支援機構
この調査では、
- 注文住宅
- 土地付注文住宅
- 建売住宅
- マンション
- 中古戸建
- 中古マンション
などに分けて、実際にフラット35を利用した人のデータを集計していますが、ここで注意したいのが、「注文住宅」と「土地付注文住宅」は同じものではないということです。
注文住宅は、建設費についてフラット35を利用し、土地取得費についてはフラット35を利用していないケース。
一方の土地付注文住宅は、建設費と土地取得費の両方についてフラット35を利用したケースです。
調査の概要
つまり、
「土地はすでに持っている」
「親から土地を譲ってもらった」
という方は、土地代を含めずに建物の費用を考える必要があります。
反対に、「長野市内で土地を探して、そこに注文住宅を建てる」という方は、土地代と建物代を合わせて考える必要があります。
ここを分けて考えないと、「注文住宅って4,000万円くらいなんだ」と思っていたのに、土地を購入する段階になって予算が足りなくなる、ということもあります。
長野県の土地付き注文住宅はいくら?

では、長野県で土地付き注文住宅を建てる場合はどうでしょうか?
2025年度のフラット35利用者調査では、長野県の土地付注文住宅について、
建設費:約3,826万円
土地取得費:約1,008万円
合計:約4,834万円
という平均値になっています。
これは長野県内で実際にフラット35を利用した人のデータです。
そのため、長野市内だけの平均価格ではありませんが、長野県で土地を購入して注文住宅を建てる場合の一つの目安にはなります。
一方、土地を含まない「注文住宅」では、長野県の建設費は平均約4,713万円となっています。
ただし、こちらは94件のデータで、前年と比べても数字が大きく変動しているため、この金額をそのまま長野県の注文住宅の相場と考えるのは注意が必要です。
そもそもフラット35利用者調査は、長野県内のすべての注文住宅を調査したものではありません。
あくまでも、「フラット35を利用して住宅を購入・建築した人の平均」です。
そのため、実際の家づくりでは、「平均が4,834万円だから、必ず4,834万円必要」という考え方ではなく、「土地と建物を合わせると、4,000万円台後半くらいの予算になるケースもある」という程度に考えておくとよいでしょう。
特に長野市の場合は、土地を購入する場所によって金額が大きく変わるので注意が必要です。
長野市では土地代によって総額が変わる

注文住宅の予算を考えるときに、忘れてはいけないのが土地です。
2026年の長野市の公示地価を見ると、住宅地の平均はおおむね17万円~18万円/坪程度が一つの目安になります。
ただし、これは長野市内の住宅地を平均した数字です。
実際の土地価格は、エリアによってかなり違い、2026年の公示地価でも、長野市内には高い地域から低い地域まで大きな差があります。
国土交通省「令和8年地価公示」
例えば、仮に60坪の土地を購入するとしましょう。
坪単価15万円なら、15万円×60坪=900万円です。
坪単価20万円なら、20万円×60坪=1,200万円となります。
坪単価25万円なら、25万円×60坪=1,500万円です。
同じ60坪の土地でも、土地だけで数百万円の差が出てきます。
さらに人気のあるエリアや駅・商業施設などへのアクセスが良い場所では、平均より高い価格になることもあります。
逆に、長野市中心部から少し離れたエリアなどでは、土地価格を抑えられる可能性があります。
もちろん、土地は安ければ良いというものでもありません。
通勤・通学のしやすさ、買い物の便利さ、道路状況、日当たり、周辺環境、災害リスクなど、価格以外にも確認しておきたいポイントがあります。
土地選びは、家づくり全体の予算を左右する重要なポイントです。
例えば土地+建物で考えると?
では、実際に簡単な例で考えてみましょう。
例えば、
- 土地:1,000万円
- 建物:3,500万円
だった場合、土地+建物=4,500万円となります。
しかし、これだけで住宅購入が終わるわけではありません。
ここに、
- 外構工事
- 地盤改良工事
- 水道・下水道関係
- 電気・ガス関係
- 登記費用
- 住宅ローン関係の費用
- 火災保険
- 印紙税
- 固定資産税などの精算
- 引っ越し費用
- 家具・家電
などが加わる場合があります。
そのため、「土地1,000万円+建物3,500万円=4,500万円あれば大丈夫」と考えてしまうと、後から予算が足りなくなる可能性があります。
住宅購入では、土地と建物だけではなく、「実際に住み始めるまでにいくら必要なのか」まで考えておくことが大切です。
家の購入に必要なお金には何があるのか?

住宅購入にかかるお金は様々。
どんなものがあるのか、簡単に見ていきましょう。
土地・建物の費用
まずは当然ですが、土地代と建物代があります。
土地をすでに所有している場合は土地代が不要になるため、その分を建物に回すことができます。
一方、土地から購入する場合は、土地と建物のバランスを考える必要があります。
「良い土地を見つけたから購入したけれど、土地にお金をかけすぎて建物の予算が足りなくなった」ということがないようにしましょう。
購入時の初期費用
住宅を購入するときには、土地・建物以外にも様々な費用が発生します。
例えば、
- 仲介手数料
- 登記費用
- 住宅ローンの手数料
- 印紙税
- 火災保険料
- 地震保険料
- 固定資産税・都市計画税の精算
- 建築確認などの手続きに関する費用
などです。
また、土地によっては、
- 地盤改良
- 擁壁
- 土地の造成
- 上下水道の引込
- 給排水工事
- 電柱や電線関係の工事
などが必要になる場合もあります。
土地を見ただけでは分からない費用が発生するケースもあるので、土地を購入する前に確認しておくことが大切です。
購入後にもお金はかかる
住宅は購入して終わりではありません。
住み始めてからも、
固定資産税
住宅設備のメンテナンス費用
将来的な修繕費
などが必要になります。
また、長野市の場合は冬の生活を考える必要もあります。
例えば、
- スタッドレスタイヤ
- 暖房費
- 除雪用品
- カーポート
- 融雪設備
- 凍結対策
など、地域によって住宅以外に必要になる費用もあります。
住宅の予算を決めるときには、「住宅ローンをいくら借りられるか」ではなく、「家を建てた後も無理なく生活できるか」という視点を持つことが大切です。
諸費用はどのくらい考えておけばいい?
諸費用については、土地・建物の価格とは別に考えておく必要があります。
一般的な住宅購入では、諸費用として購入価格の10%前後、場合によってはそれ以上を見ておくことがあります。
もちろん、土地の仲介の有無や住宅ローンの利用方法、建物の内容によって変わるため、一律に「必ず10%かかる」というわけではありません。
例えば土地と建物で4,500万円の住宅を購入する場合、
10%なら450万円。
5%なら225万円です。
この差は非常に大きいですよね。
さらに家具や家電、引っ越し費用まで考えると、数百万円単位で余裕を持っておきたいケースもあります。
「家そのものの価格」と「実際に生活を始めるまでに必要なお金」は分けて考えることをおすすめします。
建物の価格はなぜ大きく変わる?

土地の準備ができたら、次は建物です。
ここで気になるのが、「注文住宅って結局いくらで建てられるの?」ということですよね。
実際のところ、注文住宅の価格はかなり幅があります。
同じ30坪程度の住宅でも、
- どこの住宅会社に依頼するか
- 間取り
- 外壁
- 屋根
- 断熱材
- 窓
- キッチン
- お風呂
- トイレ
- 太陽光発電
- 空調設備
- 床材
- 建具
- 収納
- 外構
などによって金額が変わります。
さらに、長野市で家を建てる場合は、冬の寒さへの対策も重要です。
断熱性能や窓の性能を高めたり、暖房設備を充実させたりすると、建築時の費用は上がることがありますが、住み始めてからの冷暖房費を抑えられる可能性もあります。
そのため、「建築費が安い=必ずお得」とは限りません。
初期費用だけではなく、長く住んだ場合の光熱費やメンテナンス費用まで考えて判断することが大切です。
「坪単価」だけで判断しないことも大切

注文住宅を調べていると、「坪単価○○万円!」という広告を目にすることがあります。
坪単価は住宅の価格を比較するときの参考にはなりますが、坪単価だけで住宅会社を比較するのは注意が必要です。
なぜなら、住宅会社によって「坪単価に何が含まれているのか」が違うからです。
例えば、
A社は建物本体だけで坪単価70万円。
B社は付帯工事などを含めて坪単価80万円。
この場合、A社の方が安く見えます。
しかし、A社の見積もりに、
- 照明
- カーテン
- エアコン
- 外構
- 付帯工事
などが含まれていなければ、最終的な総額は大きく変わる可能性があります。
そのため、住宅会社を比較するときは、「坪単価はいくらですか?」だけではなく、「実際に入居するまでに総額でいくらくらいかかりますか?」と確認することが大切です。
すばり値段はピンキリ

ここまで読んで、「結局、長野市で注文住宅を建てるならいくらなの?」と思った方もいるでしょう。
すばり言ってしまうと、注文住宅の値段はピンキリです。
同じ長野市内で、同じくらいの広さの土地に、同じくらいの大きさの家を建てたとしても、総額が同じになるとは限りません。
例えば、「できるだけ価格を抑えたい」という方なら、間取りをシンプルにしたり、標準仕様を中心に選んだりすることで費用を抑えられる場合があります。
一方、
「断熱性能を高くしたい」
「太陽光発電を載せたい」
「無垢材を使いたい」
「キッチンにはこだわりたい」
「収納をたくさん作りたい」
「デザインにもこだわりたい」
となれば、その分費用は増えていきます。
だからこそ、「注文住宅=高い」と決めつける必要はありません。
大切なのは、自分たちが何にお金をかけたいのかを明確にすることです。
「自分たちのこだわり」を整理してみる
注文住宅の良いところは、自分たちの生活に合わせて家をつくれることです。
例えば、「料理が好きだからキッチンを充実させたい」という方もいるでしょう。
逆に、「料理はあまりしないので、キッチンにそこまでお金をかけなくてもいい」という方もいます。
「家族が多いから収納をたくさん作りたい」
「在宅ワークがあるので書斎が欲しい」
「子どもが小さいのでリビングを広くしたい」
「車を2台停めたい」
「冬の寒さが苦手だから断熱性能を重視したい」
など、人によって優先順位は違います。
全部を最高グレードにすると、当然価格も上がります。
そこで、
「絶対に欲しいもの」
「できれば欲しいもの」
「なくても困らないもの」
の3つに分けてみるのもおすすめです。
これだけでも、家づくりの予算を整理しやすくなります。
長野市で家を建てるなら住宅性能も考えたい

長野市で注文住宅を建てるのであれば、価格だけではなく住宅性能についても考えておきたいところです。
長野県は冬の寒さが厳しい地域です。
住宅の断熱性能が低いと、
「暖房をつけてもなかなか暖まらない」
「窓の近くが寒い」
「廊下や脱衣所が寒い」
といったことが起こる可能性があります。
一方、断熱性能や気密性能を高めることで、家の中の温度差を小さくしたり、冷暖房効率を高めたりすることが期待できます。
もちろん、高性能な住宅にするには、その分建築費が高くなる場合があります。
しかし、「建てるときの価格」だけでなく、「住んでからの光熱費」も含めて考えることが重要です。
例えば、少し建築費が高くなっても、長期間住むことで冷暖房費の負担を抑えられる可能性があります。
また、住宅性能が高いことによって、冬場の快適性が高くなるというメリットもあります。
長野市で家を建てるなら、価格・性能・光熱費の3つをセットで考えるとよいでしょう。
「性能」で補助金の対象になることも

高性能な住宅を建てる場合、補助制度を利用できる可能性もあります。
2026年度には、国の「みらいエコ住宅2026事業」が実施されています。
注文住宅の新築では、一定の条件を満たすことで、
- GX志向型住宅
- 長期優良住宅
- ZEH水準住宅
などが補助対象になります。
補助額は住宅の区分や地域によって異なり、GX志向型住宅は1戸あたり110万円または125万円、長期優良住宅は75万円または80万円、ZEH水準住宅は35万円または40万円となっています。
みらいエコ住宅2026事業【公式】
ただし、補助金は誰でも必ず利用できるわけではありません。
住宅性能の基準だけでなく、世帯要件や登録事業者との契約など、制度ごとの条件があります。
2026年10月現在、注文住宅の新築については、ZEH水準住宅の申請受付は2026年9月30日で終了していますが、GX志向型住宅や長期優良住宅などについては、予算上限に達するまで2026年12月31日まで申請できる制度があります。
みらいエコ住宅2026事業【公式】
補助金は予算上限に達すると終了するため、「家が完成してから調べる」のではなく、「家づくりを始める段階で確認する」ことが重要です。
長野県にも住宅の助成制度がある
国だけではありません。
長野県でも、環境への負荷が少なく、高い断熱性能を持ち、県産木材を活用した住宅の新築などを対象とする「信州健康ゼロエネ住宅助成金」が実施されています。
2026年度も制度が用意されており、住宅の新築などに対して費用の一部を助成しています。
長野県
信州健康ゼロエネ住宅では、単純に「安い家を建てる」という考え方ではなく、
断熱性能
省エネルギー
県産木材
など、長野県で暮らすことを考えた住宅づくりがポイントになります。
国の補助制度と長野県の制度では、それぞれ対象条件や申請方法が異なります。
また、補助金同士を必ず併用できるとは限りません。
「この補助金を使えるから、この住宅会社にしよう」と決める前に、
どの制度が使えるのか
いつ申請する必要があるのか
住宅会社が申請に対応しているのか
などを確認しておきましょう。
補助金ありきで予算を決めない
補助金があると、「100万円以上もらえるなら、少し高い家にしても大丈夫」と考えてしまうこともありますが、ここは注意が必要です。
例えば、補助金を利用するために住宅性能を上げることで、建築費が200万円高くなるとします。
補助金が100万円なら、単純に考えると自己負担は100万円増えます。
もちろん、住宅性能が上がることで光熱費などのメリットが期待できる場合もあります。
そのため、「補助金がもらえるから得」ではなく、「補助金を利用しながら、長く住むうえで必要な性能を確保する」という考え方がおすすめです。
予算を決めるときに大切なこと

注文住宅を建てるときに一番大切なのは、「いくらまで借りられるか」ではなく「いくらなら無理なく返していけるか」です。
住宅ローンの審査では、年収などから借入可能額が計算されます。
しかし、借りられる金額と、無理なく返せる金額は同じではありません。
住宅ローンを組んだ後には、
- 固定資産税
- 火災保険
- 地震保険
- 修繕費
- 光熱費
- 車の維持費
- 子どもの教育費
- 老後資金
なども必要になります。
特に長野市では、車を複数台所有している家庭も少なくありません。
家のローンだけを考えて、「このくらいなら借りられる」と予算を決めてしまうと、住み始めてから生活が苦しくなる可能性があります。
住宅購入は長い期間にわたるものです。
「家を買った後にどんな生活をしたいのか」まで考えて予算を決めましょう。
土地と建物、どちらにお金をかける?
注文住宅では、
土地にお金をかけるのか
建物にお金をかけるのか
という問題もあります。
例えば、
「駅に近い土地が欲しい」
「学校に近い場所がいい」
「買い物に便利な場所がいい」
という方は、土地の予算が高くなる可能性があります。
反対に、「車移動が中心なので、多少中心部から離れても大丈夫」という方なら、土地の予算を抑えて、その分を建物に回すという方法もあります。
これはどちらが正解というものではありません。
家族の生活スタイルによって正解が変わります。
例えば、
土地1,500万円+建物3,000万円
とするのか、
土地1,000万円+建物3,500万円
とするのか。
総額が同じ4,500万円でも、完成する家は大きく変わります。
だからこそ、「総額いくらまで」を最初に決めたうえで、土地と建物にどのくらいずつ配分するのかを考えていくことが重要です。
「安い家」と「コストを抑えた家」は違う
注文住宅でコストダウンを考える場合、「とにかく安いものを選ぶ」という方法だけではありません。
例えば、
家の形をシンプルにする。
廊下を減らす。
必要以上に部屋を増やさない。
収納の位置や大きさを工夫する。
標準仕様を上手に利用する。
将来的に使わなくなる設備を付けすぎない。
このような方法でもコストを抑えることができます。
逆に、「安いから」という理由だけで必要な断熱性能や耐久性を落としてしまうと、住んでから後悔する可能性があります。
大切なのは、必要なところにはしっかりお金をかけ、必要のないところは抑えること。
これが注文住宅の予算を考えるうえで重要です。
長野市の注文住宅は結局いくら?
ここまでをまとめると、2026年現在の長野市で注文住宅を検討する場合、まずは土地と建物を合わせた総額で考えることが重要です。
2025年度のフラット35利用者調査では、長野県の土地付注文住宅は、
建設費:約3,826万円
土地取得費:約1,008万円
合計:約4,834万円
が一つの参考値となります。
ただし、これは長野市だけの平均ではありません。
また、フラット35を利用した人のデータなので、長野市内で注文住宅を建てるすべての人に当てはまる数字でもありません。
実際には、
土地を持っているか
どのエリアに土地を買うか
何坪の家を建てるか
どの住宅会社を選ぶか
住宅性能をどこまで高めるか
設備をどこまでこだわるか
によって、大きく変わってきます。
そのため、「長野市の注文住宅は○○万円です」と一つの数字だけで考えるのは難しいのです。
むしろ、「自分たちの場合はいくら必要なのか」を考えることが大切です。
まとめ

長野市内で注文住宅を建てる場合、気になるのはやはり価格ですよね。
2025年度のフラット35利用者調査では、長野県の土地付注文住宅は、建設費約3,826万円+土地取得費約1,008万円=約4,834万円が平均となっています。
ただし、これは長野県全体の数字であり、長野市だけの価格相場ではありません。
長野市内でも土地の価格はエリアによって大きく違います。
また、建物も住宅会社や間取り、設備、断熱性能などによって金額が大きく変わります。
そのため、「注文住宅なら4,800万円必要」と考えるのではなく、土地・建物・諸費用を合わせて、自分たちの場合はいくら必要なのかを考えていくことが大切です。
特に注意したいのが、土地代と建物代だけで予算を組まないこと。
外構工事や地盤改良、登記、住宅ローン、火災保険など、住宅購入には様々な費用がかかります。
さらに、家を建てた後も固定資産税や修繕費、光熱費などが必要になります。
だからこそ、「いくらの家を買えるか」ではなく、「家を買った後も無理なく生活できるか」という視点で予算を決めることが大切です。
そして、長野市で家を建てるのであれば、価格だけではなく断熱性能や省エネ性能についても考えてみましょう。
2026年度は国の「みらいエコ住宅2026事業」や、長野県の「信州健康ゼロエネ住宅助成金」など、住宅性能に関係する支援制度もあります。
みらいエコ住宅2026事業【公式】
ただし、補助金にはそれぞれ条件や申請期限があります。
「補助金があるから予算を増やす」のではなく、
自分たちがどんな家に住みたいのか
どこにお金をかけたいのか
毎月いくらなら無理なく住宅ローンを返せるのか
を先に考えることをおすすめします。
注文住宅は、価格だけを見れば高い買い物です。
ですが、自分たちの暮らしに合わせて間取りや性能、設備を選べるのも注文住宅の魅力です。
コストカットのし過ぎで住んでから後悔するのもよくありませんし、反対に、あれもこれもと追加して予算を大きく超えてしまうのも避けたいところ。
「ここはこだわりたい」
「ここは標準仕様で十分」
と家族で優先順位を決めていくと、限られた予算の中でも満足できる家づくりがしやすくなります。
土地探しから始める場合も、建物から考える場合も、最初に全体の予算を把握しておくことが重要です。
長野市で注文住宅を検討している方は、土地・建物・諸費用まで含めた総額を確認しながら、自分たちに合った住宅計画を立てていきましょう。
